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よくある質問集

Frequently Asked Questions

他店から入手したリン酸鉄リチウムイオンバッテリー「12.8V、50Ah」を持っているのですが、放電して次に日の朝になるとコントローラーの電源すら供給されていないようで、ソーラーパネルからの充電を開始しません!内蔵されているBMSの仕様を確認したところ、低電圧遮断設定が「10V」のようです!なぜでしょうか?教えてください!

当店では、BMSの低電圧保護回路設定値、過充電設定値ともに
公開しておりますが、最近流通している「高価な」リン酸鉄
リチウムでは、低電圧の出力遮断設定が「10V」となっています!

結論から申し上げて、「10V」設定ではチャージコントローラーとの
適正がなく、夜間放電して低電圧保護回路による遮断がおこり、
朝にはコントローラーのセルフ電圧(9V〜10V)を得ることができず、
充電を開始しないという問題が起こります!

実は、この「10V設定」には深い理由があり、理論的、物理的な要因
で、10V以下に設定してしまうと、リン酸鉄リチウムイオンバッテリー
のメーカー期待寿命をまっとうできない可能性があるということなのです!

当店では「8V設定」のBMSを採用しておりますが、この辺に微妙な
細工があり、8V設定でも問題なく期待寿命を保てるようになって
います!

また、ソーラー発電の性質上(バッテリー充電器による充電ではないの意)
特定のチャージコントローラー仕様上において、長いサイクル寿命に影響
を及ぼさないことが確認できております!

この点は、大変難しい技術論となりますので割愛しますが、
当店では、そんな大事な情報も公開して、みなさまのお役に
立てるべく努力しております!

仮に、10V閾値を持つリン酸鉄でも、負荷接続端子の出力電圧を
任意設定できるタイプであれば、若干の放電容量のムダが発生
しますが、相性問題を起こさず充放電できる場合があります!

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